2001年宇宙の旅
2014年11月10日
第14日目 「わずかでも”精子”に神秘を感じる方へ」
とつぜんですが、
「まじめ」に「精子」の話です。
ちょっと、びっくりする話かもしれません。
まずは、この宇宙船をご存じですか?
映画ファンを自負される方にとっては
愚問でしかないでしょう。
名作「2001年 宇宙の旅」に登場する
「ディスカバリー号」ですね。
実に特徴的なこの船体デザインが
「精子」をモチーフにしていたことは、
同じくファンには良く知られている話です。
ですので、
オタマジャクシをも想起させる
あの独特な形状の頭部?に
人=乗組員がいるわけですね。
※もちろん尾っぽ?の方へも移動できるでしょうが。
では、ですよ?
本当の「精子」の話にうつりましょうか。
われわれは、
肉眼で確認したことが無かったとしても、
精子は、細長い尾を有した、
オタマジャクシのようなカタチをしていることを
知っています。
ではやはり、その頭部…と言いましょうか…
つまり、精子の突端の丸い部分に、
ディスカバリー号と同じく、
「人」が存在している としたら…。
想像できます? そんなこと。
もし、 ありえるならば…
ありえないほど小さな人間ですよね。
そして、「小さい」って言ったって
限度がありますから、
もし存在していたとしてもですよ?
母親のおなかにいる胎児のように、
せまっ苦しそうに、
うずくまっているかもしれません。
たとえば、こんな感じで。
さぁ、この奇妙な絵。
これが今日の話題の核心です。
オランダの科学者
ニコラス・ハルトソーケルが、
精子の粒立ちに宿っている
輝きの正体をとらえた。
そこに、体育座りをした小人が
硬く、ちぢこまっているのを見た。
と述べました。
その際の図版が、先の絵だそうです。
実に、1694年のこと。
たかだか320年前のことですよ?
そんな非科学的な w
(´∀`*) フフッ…
と嘲笑してしまいそうなことを、
科学者がまじめに
これこそが人間の「もと」だ!
と主張していたわけですよ。
しかも、彼だけではなく、当時の科学者は
この小人に 「ホムンクルス」 という呼称まで
ご丁寧に与えていたそうなんです。
※オタクとしては、こっちをイメージしますけどねw
ちなみに「ホムンクルス」については、
ウィキペディアなんかで検索していただけると
興味深い内容が記されてますよ。
でも、もちろん当時は真剣だったんでしょうねー。
それこそ、錬金術もね☆
か、かっこいい…
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難問解決のリミットまで…
残り46日っ! ※たぶん
diskverbrog at 13:18|Permalink│Comments(0)